カメラシステム開発｜株式会社ティアテック

サービスの概要

汎用組み込みプラットフォームに様々なカメラモジュールを組み込むカスタムサービス
プラットフォーム毎に接続実績のあるセンサやカメラモジュールあり
実績がなくても開発可能な事が既知のセンサあり
実績も情報もないセンサについては、調査より実施

サービス例

⇒ Jetson, Arduino, SABRE, Raspberry Piなどにカメラを接続

• モジュール接続、ライトアップ（出画）確認
• AFモジュールの場合は、アクチュエータの制御確認
• PDAF, HDR等の機能の実装

対応可能プラットフォーム、組み込みボード

OS: Linux, Windows, Android, 各種RTOS
ボード: SABRE, Jetson Nano/NX/AGX, Arduino Uno/Nano, Raspberry Pi, UP Board/Core, Spresense など
コンパイラ: gcc, IAR EWARM など

Raspberry Pi	SABREボード

対応可能カメラ、イメージセンサ

Sony: IMX135, IMX219, IMX477, IMX586, ISX012 など
Samsung: S5K3L6, S5K3P9, S5K4H7, S5K2P7, S5K5E9YX など
OmniVision (OVT): OV12A10, OV16B10, OV13855, OV16885, OV20880, OV8856 など
SK Hynix: Hi1333, Hi846 など
ON Semiconductor: AR1335, AR1337, AR1630
ほか GalaxyCore, Canon など

対応可能AFドライバ・アクチュエータ

Analog Devices: AD5816, AD5823 など
Dongwoon: DW9712, DW9714, DW9718S, DW9719T など
Rohm: BU64243, BU64291, BU64295 など
VCM (Voice Coil Motor), STM (Stepping Motor), Piezo, SMAその他も対応可能

その他

PDAF, HDR など

実装例

Raspberry Pi + IMX477R：

概要

H/W ISPがないプラットフォームにSW カスタムISPを設計、実装
CPUやシステムの能力に適した処理を提案
GPUによるアクセラレーションも可能

サービス例

⇒ i.MX6 SW ISP開発
⇒ Intel P/F ISP開発

• OB
• Defect Pixel Correction
• Lens Shading
• 3A(AE, AF, AWB)
• Demosaic
• Color Correction
• Color Conversion
• Gamma
• Edge Enhancement
• Noise Reduction

機能ブロック図

- 一般的なISP機能を網羅
- ニューラルネットワークを用いた機能提案も可能
- OpenCL, CUDA、NEON等GPU/DSPプログラミングによる実装も可能

実装実績アルゴリズム

■ Auto exposure
⇒ Basic (Center Weighted, Spot, Average)
⇒ Histogram

■ Auto White Balance
⇒ Gray world
⇒ White patch
⇒ Iterative White Balancing
⇒ Illuminant Voting
⇒ Color by Correlation

■ Auto Focus
⇒ Contrast
⇒ Phase Detection Auto Focus (PDAF)

■ De-mosaic
⇒ Bilinear
⇒ ACPI
⇒ AHD

■ Edge Enhancement
⇒ Sobel
⇒ Laplacian
⇒ Canny

■ Noise Reduction
⇒ Gaussian
⇒ Bilateral
⇒ DUAL-DOMAIN IMAGE DENOISING
⇒ Non-Local means
⇒ BM3D

Demosaic シミュレーション画像

サービスの概要

組み込みシステムなどのカメラのカスタム画質設計
使用するセンサ、ISPの機能性能と使用用途に応じた適切な画質設計を実施

サービス例

⇒ 使用用途に適した、画像サイズ、フレームレートの提案

• センサ感度、レンズ仕様に応じた提案します

⇒ 3Aチューニング

• 用途に応じた適切なAE線図の作成と実装、フリッカーフリーAE
• AWBチューニング
• AF調整

⇒ 基本画質設計

• シェーディング、色再現、解像度、ノイズ、階調など

用途に応じた機能を提案

■ 適正な露光制御の提案
⇒ 明るい/暗い、被写体の動きを考慮した適正な露光制御の設計
⇒ データ帯域、動体歪み/フリッカを考慮したフレームレートの最適化



■　適正な画像解像度の提案
⇒ 広角レンズ（広い範囲が写るレンズ）で遠くの物を見るには、高解像の撮影が必要

3Aチューニング

■ Auto Exposure
⇒ シーンに合わせて露光を制御し、適正な明るさにする
⇒ 蛍光灯などの点滅（フリッカ）を抑制する露光の制御

■ Auto Focus
⇒ ピントが合う位置にレンズを持っていく


■ White Balance
⇒ 各種光源で適正な色味にする
⇒ 人の目は補正するのでどの光源でも白は白

基本画質設計

■ 基本画質特性

シェーディング特性： 画像周辺にかけて暗くなっているか 色再現性： 色を正しく表現出来ているか 解像度： 細かい模様が潰れずに見えるか ノイズ特性： 画像がザラついていないか 階調特性： 暗部から明部にかけて表現出来ている 上記の改善を考慮した画質設定